2月8日の世界一受けたい授業に天皇陛下の心臓手術を成功させた日本最高峰の心臓外科医
天野篤先生が登場し、
心臓病の予兆・予防方法などについてお話がありましたので、紹介したいと思います。
心臓病は、年間1700万人が死亡し世界で最も多くの人が亡くなる病
怖ろしいのは心臓病で亡くなる人の
1/3が何の前触れもない突然死だと言うこと
元サッカー日本代表の松田直樹選手や
2011年世界水泳金メダリストのダーレ・オーエン選手
も心臓病で亡くなっています。
更に近年、
胸の痛みが全くない心臓病や
健康診断で見つけられない
隠れ心臓病もあるというのです。
しかし、怖がるのは早い!
年間手術件数400件以上
成功率は驚異の98%
これまで6500人以上の命を救ってきたスーパードクター
順天堂大学 医学部教授の天野先生は
心臓病は癌などと違い、きちんと対処すれば、
その多くを未然に防げると言います。
健康診断では発見できない隠れ心臓病。
普段何も病気がなくて健康そうな人でも、
突然起こるタイプの心臓病。
何故、その様なことが起こるのか?
その理由は、心電図を測る環境にあります。
健康診断では安静時に短時間で測るため
異常が見つかりにくいのです。
心臓病なのに胸の痛みがない人もいます。
それは
糖尿病を患っている人
糖尿病になると脳の知覚神経がダメージを受け
胸の痛みを感じ取れない場合があるのです。
では、この様な心臓病の予兆はどの様にチェックしたら良いのか?
隠れ心臓病チェック
① 息切れ
② のどの渇き
③ 指の震え
④ 冷や汗
⑤ 鼻づまり
⑥ 左肩の痛み
⑦ 歯の痛み
⑧ 視野が狭くなる
⑨ 物忘れ
これらが継続的を起こると要注意との事です!
では、心臓病を予防するにはどうしたら良いのか?
天野先生は
心臓病の予防方法は2つあると言います。
一つ目は食べ物
心臓の血管を詰まらせる
悪玉コレステロールを抑えるのに
効果的と言われる食べ物を食べること
例えば、ブリ
一般的に青魚は悪玉コレステロールの数値を下げる効果
と共に血液をサラサラにするDHA、EPAと言う成分が多いのです。
食べ方としては、刺身で食べるのが最も成分を確実に取り込めるそうです。
2つ目は体を鍛えること
体の中でも
腸腰筋という背骨と骨盤の間にある筋肉を鍛える事が重要です。
どの様に鍛えるのか?
背筋を伸ばして階段を1つ飛ばしで上がるのが効果的です!
階段を上がる時のポイント
① 後ろの足を伸ばし、前の足に体重をかける
② 後ろ足を蹴り上げるようにして階段を上がる
③ 背筋を伸ばして骨盤を安定させて体を持ち上げる
1つ飛ばしが無理な人でも出した足に体重をかけて
反対側の足で蹴る意識をもっていれば、太ももの筋肉と
インナーマッスルが同時に鍛えられます。
普段の
食生活と体を鍛えることは心臓病だけでなく、
いろいろな病気にも言える事なんですね。
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